いつも食べてくれているドッグフードを食べてくれないこともあります。なぜ愛犬の食いつきがなくなってしまうのか気になるものです。
ドッグフードに飽きてしまったり、その時にお腹の調子が良くなかったからと簡単に決めつけると大変な事になる可能性もあります。一緒に暮らしている大切な愛犬には、食いつきがいい食事をしてもらいたいものです。しかし、何かしらの理由で食いつきが悪くなってしまうこともあります。
お腹の調子が悪い場合など下痢が続いてドッグフードを食べることを拒否する場合は自分で判断することは難しいので獣医師に見てもらうようにしましょう!ただ、すぐにかかりつけ医に見てもらわなくても、ドッグフードを食べなくなって2~3日くらい様子を見て、それでもいつもと違う場合は見てもらいましょう。
診察してもらう前に、簡単なチェック項目があるのでこちらも参考にして貰えばと思います。愛犬の食いつきが悪くなる原因やよく食べてくれるおすすめのドッグフードを紹介していきますのでご参考にしてみてください。
Contents
ドッグフードの食いつきが悪い理由とは?

急に愛犬が、いつも食べているドッグフードの食いつきが悪くなってしまったという経験はないでしょうか。なぜ食いつきが悪くなってしまったのでしょうか。考えられる理由を解説していくので、参考にしてみてください。
1.与える食事が多すぎる
愛犬のドッグフードに対しての食いつきが悪い場合に考えられるのが、一度に上げる食事の量が多いことが原因で食べないということです。
人間でも食べる量が多ければ、お腹がいっぱいで食べる気力がなくなるように、ドッグフードを与えすぎると、次の食事の時間でもお腹が減っていなくて、食いつきが悪くなる可能性があります。
そのため、一度に与える量を減らす(給餌量を調整する)か、食べた後にはしっかりカロリーを消費させてからでないと、次の食事が入らなくなるので、運動や散歩をさせることも重要です。
2.ストレスで食欲がなくなる
食いつきが悪くなる原因として、愛犬がストレスを溜め込んでいるという可能性があります。散歩になかなか連れていってくれないということや、飼い主が家にいる時間が短くて寂しいということも考えられるでしょう。
ストレスを溜め込んでいる兆候として、自分の体をずっと舐めていたり、尻尾を追いかけていると、ストレスを溜め込んでいる状態になっています。
ストレスを溜め込んでいてドッグフードの食いつきが悪い場合は、ストレスの原因を取り除く必要があるので、早めに気付いてあげることが重要です。
さらに詳しくは犬のわがままがすごい時!犬がストレスサインを出しているかもしれません!」で紹介していますのでご参考にしてみてくださいね。
3.疾患などの体調不良
愛犬は言葉で会話することができません。そのため、食欲がなくなるということは、体調不良を訴えている兆候の可能性もあるのです。
日ごろと違う行動を取っているということは、疾患を引き起こしていることも考えられるので、早めに病院にいき、診察してもらうことが体調回復の近道といえるでしょう。
4.暑い季節による食欲低下
犬は毛に覆われているため、気温が暑くなると体温が上昇して、食欲がなくなってしまう傾向にあります。
特に犬の場合は、体温を下げるためパンチングといって口を開けて体温調整する行動を取るので、カロリーも消費しやすいのです。そのため、十分な食事を与えないと、栄養失調になってしまう恐れがあるので注意しましょう。
食いつきがなくなったと思ったら、高カロリーなドッグフードを与えて栄養を整えてあげることが大切です。
5.ドッグフードのにおいが原因の可能性
犬はドッグフードの味覚を感じる感覚がかなり劣っています。犬がドッグフードを食べない時は、フードのニオイが原因かもしれません!
犬の嗅覚細胞は人間の5倍~70倍くらいあると言われていますが、どうしてもドッグフードを食べてくれない時は、まずはドッグフードを温めてからあげてみてください。
電子レンジやドライヤー(温度調節ができるのでオススメ)で温めるとニオイを強く感じるようになります。温めすぎて焦げたニオイになってしまうとさらに食べなくなるので注意してあげましょう!
6.ドッグフードの味が原因の可能性
犬は味を感じる感覚が人間よりもかなり劣っています。ですが、アミノ酸と甘味には敏感で、特にアミノ酸が豊富な動物性たんぱく質の肉系のドッグフードを与えるのも良いでしょう!
7.ドッグフードの質感が原因の可能性
犬にとっての口当たりというのは非常に重要で、これはドッグフードの固さ、弾力性、粘着性が影響します。
犬はドッグフードが細かく粉砕されている状態が比較的好みますので、食いつきが悪いときは、ドッグフード(ドライフード)をミキサーにかけたり、ハンマーで粉砕して与える方法もあります。
8.ドッグフードの与え方が原因の可能性
全く食べない時は、なんらかの病気が原因の可能性も考えられますが、全く食べない状態が2~3日続いてしまうと体力が落ちてしまうことがあるので注意してください。
全く食べない時は、強制的に注射器やスポイトなどでペースト状のフードを与える方法があります。少しずつ口の横から流し込むようにしてあげるといいでしょう。
このようにしてあげると、胃腸が反応して食欲が復活することもあります。食べない→与え方を工夫したが食べない→それでもだめなら病院へ連れて行ってあげてください。
9.ドッグフードのローテーションが必要な可能性
犬がドッグフードに飽きるということはありませんし、ローテーションが絶対必要というわけではありませんが、いつもあげているドッグフードが何かの原因で食べなくなることがあります。
たまたま食べなかったからといって、ドッグフードの代わりにおやつなどの美味しい食べものを与えてしまったら今後普段のドッグフードは食べなくなることもあります。
その時はドッグフードの種類を何種類か用意しておくと、ニオイの違いにより食欲が沸いてくることもあります。この方法も食べない時の工夫として利用してみてはどうでしょうか・・・
ドッグフードの食いつきを上げるためには?

ドッグフードをしっかりと食べてもらうには、飼い主の努力も必要です。どうすれば、愛犬の食いつきを向上させることができるのか、改善の方法を解説していくので、参考にしてみてください。
1、フードや容器を温める
ドッグフードの食いつきを向上させる一つの方法として、フードや容器を人肌まで温めて与えるという改善方法があります。
野生動物の名残からか、人肌まで温めると、ドッグフードの匂いが向上するため、食いつきが上がる要因になるのです。
熱すぎると、愛犬に火傷を負わせてしまう恐れもあるため、一度手を入れて温度を確認してから、人肌まで下がるように調整していきましょう。
2、人の食事を与えない
欲しそうにしていたからという理由で、愛犬に自分の食事を与えていると、人の食事の味を覚えてしまい、ドッグフードの食いつきが下がってしまう傾向にあります。
人の食事の方が味が濃いので、ドッグフードよりも求めてしまうことが多いので、心を鬼にして、上げるのは控えましょう。
また、人の食事はカロリーや塩分が高い傾向にあるため、毎日愛犬に与えていると、体調を崩してしまう原因になりかねないので注意が必要です。
3、動物性たんぱく質が多く含まれているドッグフードを与える
犬は昔から肉を食べて成長してきた動物なので、動物性たんぱく質を多く含んでいるドッグフードを選んで食べさせることが食いつきをよくする方法です。
ドッグフードの中には、とうもろこしや小麦といった穀類を多く含んでいるものがありますが、穀類は肉食動物である犬にとって、消化吸収する際に内蔵に大きな負担をかけてしまう食べ物であるため、食べさせるのは得策ではありません。
肉食動本来の食欲を呼び起こさせるためには、動物性たんぱく質で消化吸収をよくしてあげることが先決です。
アミノ酸が豊富な動物性たんぱく質の肉系のドッグフード一覧
メインの肉食材 |
動物性の量は多い? |
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モグワン |
チキンとサーモン |
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カナガン |
チキン |
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アランズナチュラル |
ラム肉 |
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ファインペッツ極 |
アヒル肉とニシン |
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ナチュロル |
チキンなど |
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犬心 |
チキンなど |
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ピッコロ |
チキンとサーモン |
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ブッチ |
チキンなど |
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アカナ |
チキンなど |
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ドッグフードで愛犬の食いつきがよくなるおすすめ商品

ドッグフードに対して、愛犬の食いつきがよくなって欲しいと思うのは、世の飼い主であれば当然のことでしょう。具体的に、どの商品であれば愛犬の食いつきがよくなるのか、紹介していくので、今後の参考にしてみてください。
まとめ
大切な愛犬だからこそ、普段より食いつきが悪いと心配になってしまうものです。そのため、食いつきが悪くなる原因や改善法をしっかり把握しておき、理由を特定することで早めに対処しておきましょう。
今回おすすめしたドッグフードは、どれも食いつきがいいと評判のものばかりなので、気に入ったものがあれば、一度試してみてください。
きっと愛犬の食欲も戻って、元気な姿で遊ぶようになるはずです。愛犬の体質に合ったドッグフードを選らんで、いつまでも元気な姿でいてもらえるように、飼い主が努力してあげましょう。